Team Draper Commercial Mission 1
(ispace Mission 5)
Mission Outline
ULTRAは、月の裏側から地球との通信を可能にするリレー通信衛星を、月周回軌道に展開します。またispace-U.S. はこれら衛星の長寿命化を活かし、月面通信サービスの提供を行う予定です。
ULTRA Lander
日本主導で開発を進めるランダー
サイズ
高さ約3.6m
幅約3.3m
[着陸脚を広げた状態]
重量
約1,000kg(Dry)
ペイロード容量
最大数百キログラム
概要
新ランダー「ULTRA」は、ミッション3に向けて経産省のSBIR補助金を活用して開発が進められています。また同モデルは、2029年のミッション4および2030年のミッション5でも打ち上げが予定されています。

Alpine & Lupine satellites
概要
アルパインおよびルーパインは、双方向Sバンドによるコマンド及びテレメトリ通信リンクに加え、高速Kaバンド月周回アップリンクと地球向けのXバンドダウンリンクw備え、低遅延のリアルタイム通信を実現します。
主要な月面探査ミッション終了後、アルパイン及びルーパインは自然遷移により、HCPO(高円極軌道)へ移行します。これらの軌道は、月面全域に近い広範囲の通信カバレッジを提供し、特に極域において安定したサービスを提供します。 さらに、月の昼のサイクルを通じて、これらのリレー衛星は、地球と月南極地域を同時に見通せる位置を維持するため、月南極の探査において継続的に信頼性の高い通信環境を提供します。

PAYLOADS
NASA CP-12 Science Payloads
NASA CP-12/ サイエンス ペイロード/ チームドレイパーの一員として、ispace-U.S.は、ULTRAランダーに3機種のNASAの科学ペイロードを搭載し、シュレディンガー盆地に輸送します。
-
Farside Seismic Suite(FSS)は、 2 つの地震計から構成されています:
- 垂直型 Very Broadband(VBB)地震計
- 短周期(Short Period)センサー
FSS は月の裏側から初めての地震データ を取得します。これにより、構造運動(テクトニック活動)の理解推進が期待されます。月の裏側がどのくらいの頻度で小さな隕石に衝突しているかを明らかにし、月内部構造に関する新しい制約(情報)を提供できる可能性があります。
- 計測タイプ: 地震計
- 主要測定目的: 月の裏側の地震性が、アポロ計画で月の表側で測定されたものと異なるかどうかを判断する
- タスクオーダー: CP-12
- 主要開発組織: NASA ジェット推進研究所
- 責任研究者: Dr. Mark Panning
-
Lunar Interior Temperature and Materials Suite(LITMS)は、 2 つの機器から構成されています:
- LITMS-LISTER(地下熱探査用ラピッドピストン空気式ドリル)
- LITMS-LTC(月の地電流測定用電極)
このペイロードは月内部の 熱流 と 電気伝導性 を調査し、月の内部の機械的性質や熱流動に関する詳細な情報を提供します。なお、LITMS のデータと LuSEE-Lite のデータを組み合わせることで 仮想的な月磁気誘導サウンダー(Lunar Magnetotelluric Sounder, LMS) としても機能します。
- 計測タイプ: 月磁気誘導サウンダー、熱流測定器、ドリル
- 主要測定目的: 厚い月の地殻における熱流と内部の電気伝導率を決定すること
- タスクオーダー: CP-12
- 主要開発組織: Southwest Research Institute
- 責任研究者: Dr. Robert Grimm
-
LuSEE-Lite は プラズマ波測定 を使い、月の電離圏や太陽風・磁気圏プラズマと月表面・地殻磁場との相互作用を特徴づけます。 ペイロードは DC から 20 MHz までの 電場・磁場環境 を測定するために設計されたセンサーと電子機器で構成される以下を含みます:
- フラックスゲート磁力計
- サーチコイル磁力計
- 7 メートルの垂直モノポールアンテナ
主要測定目的:
- 月の電離圏のプラズマ波
- 表面宇宙空間との相互作用におけるプラズマ波
- 月面静電ポテンシャル/シース
- 塵(ダスト)と静電界の相互作用
- LMS/LITMS の電磁サウンディング支援
- 月の上部マントルの電気構造
タスクオーダー: CP-12 主要開発組織: カリフォルニア大学バークレー校 責任研究者: Dr. Stuart Bale
PAYLOADs
ミッション5
ペイロード顧客
イタリア宇宙機関
レーザー反射鏡
Control Data Systems
超広帯域無線システム
ispace EUROPE
開発の月面探査車
Magna Petra
月画質量分析計
ULTRAランダーはNASAの科学ペイロードと共に、様々な商業およびアカデミックペイロードを月面に輸送可能な設計となっている
これらの運用フェーズには、毎月設定される5日間の打ち上げ期間、実績豊富で信頼性の高いロケットによる打ち上げ、静止トランスファー軌道(GTO)上のパーキング軌道、地球―月への直接遷移、そして ispace の過去ミッションで実証された降下・着陸アルゴリズムが含まれています。
よくある質問
-
私たちは月をチャンスと見ています。月は人類の存在を宇宙に広げるチャンスであり、火星やより深い宇宙探査への足がかりになると信じています。月は地球の境界を越えて人類の存在を確立するための第一歩です。
-
当社は日本、米国、ルクセンブルクに拠点を持つグローバル企業であり、各市場のお客様にサービスを提供しています。
-
ispace は、地球を超えて人類の存在を拡大するというビジョンを持つ月面輸送会社です。当社は、顧客の積荷を月周回軌道や月面に輸送するための月面着陸船を製造しています。さらに、月を探索するための月面探査車を設計しています。当社の目標は、月面での人類の生活を支えるために必要なインフラストラクチャを提供および開発することです。
-
はい、ispace は東京証券取引所グロース市場に上場しています。2024 年 10 月、ispace は TSE グロース市場コア指数に選定されました。
東京証券取引所グロース市場コア指数は、時価総額と流動性のレベルに基づいて選択された、TSE グロース市場に上場されている 20 の国内普通株で構成されています。

